「EBox-3300」の版間の差分
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:AstLinux 0.6.x系用 | |||
*使い方 | |||
/lib/modules/2.6.20.21-astlinux/net など、モジュールディレクトリにコピーする。<br> | |||
depmod -a を実行する。<br> | |||
/etc/rc.modules に以下のようにr6040を追加する。<br> | |||
# These modules get modprobe'd when the system starts up. | |||
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#move eth0 to eth1, etc. | |||
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~中略~ | |||
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上のようにr6040以外のネットワークドライバはコメントアウトしてかまわない。そもそも搭載されていないので、ロードするだけ無駄なので。<br> | |||
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:0.4.x -> NG ブートはするがネットワークデバイスが使えない | :0.4.x -> NG ブートはするがネットワークデバイスが使えない | ||
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:0.6.x -> NG | :0.6.x -> NG ブート途中で止まる。 | ||
*AstLinux | *AstLinux | ||
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:RDC R6040ドライバ出来た。上を参考に。 | |||
::古いAstLinuxは対応しません・・近いうちに新しいバージョンのAstLinuxイメージを配布する予定です。 | |||
==メモ== | ==メモ== |
2009年1月30日 (金) 04:14時点における版
外見は「よく似ている」ので間違い探しをどうぞ。
参考:Microclient JR
スペック
CPU : Xcore86 DX 1GHz(BIOS上ではVortex A9120と出る。クロック933MHz) -> http://www.vortex86dx.com/
メモリ : 256MB (512MB版は2009年Q2を予定)
VGA : XGI Volari Z9s http://www.xgitech.com/products/products_2.asp?P=23
ROM : AMI BIOS
ストレージ: CFスロット×1、Micro SDスロット×1
HDD : 2.5" PATA×1(44PIN)内蔵可能
LAN : 100Mbps Fast Ethernet(PXE boot,WOL) RDC R6040
インタフェース : USB Type-A ×3,VGA(Dsub 15),キーボード・マウス(別途分岐ケーブル要),オーディオ
シリアルポートなど工場出荷時オプションで付けられるものもあり。ただし構成が排他となるものが多数あるため、発注時の仕様には注意。
サイズ: 115x115x35mm 550g(HDD等含まず)
電源: ACアダプタ式 DC5V 2A(JRより小さくなった??)
価格: 数台ならば$140(オプション無しでNORHTECから購入の場合)。送料$40~
備考: Microclient JRの性能アップ版。CPUが1GHzのものとなっている。
$140の構成(HDDオプション)で購入するとHDD用のケーブルが付属していた。
詳細
今回のポイントはここ。Micro SDスロットが付いている。"SD"と書いてあるが、実際はMicro SD。
フロントの電源スイッチは無くなった。
背面は以前のものと変わりはないようである。
内部。CPUは中央部。Vortex86DXと呼ばれている模様。Ethernetコントローラも統合されているため、無印JRにあったカニは実装されていない。ネットワークはRDC R6040ドライバで動作。
SoCの右に見える四角いのはVGA(XGI Z9s)。その下がフラッシュBIOS。
左の2つのチップはDDRメモリ。
ストレージ
microSD,CFのスロットが各ひとつづつ。
2.5" HDDを内蔵可能。ただし、miniPCI搭載モデルではHDDは内蔵不可。
JRからそうであるが、CFスロットはIDE接続なのでホットプラグできないので注意。
- デフォルト設定
- microSD : プライマリ・マスタ
- CF/2.5HDD : セカンダリ・マスタ
- CFスロットの切り替え
- スロット内にスライドスイッチがある
- このスイッチをSlave側に設定するとCFスロットはセカンダリ・スレーブになる。
- CFスロットから何とかアクセス可能な位置にあるのでフタを開けなくても設定は可能。
- HDDはHDDにジャンパを入れないとマスタ/スレーブの切り替えはできない。
- 電源投入時にF11を押すと起動デバイスを選択できる
ドライバ
- AstLinux用RDC R6040ドライバ
- http://ftp.voip-info.jp/astlinux/vortex86dx/r6040.ko.gz
- AstLinux 0.6.x系用
- 使い方
/lib/modules/2.6.20.21-astlinux/net など、モジュールディレクトリにコピーする。
depmod -a を実行する。
/etc/rc.modules に以下のようにr6040を追加する。
# These modules get modprobe'd when the system starts up. rtc #Comment out the modules you don't need, and change the order to #move eth0 to eth1, etc. #Ethernet support #10/100 first, then Gigabit #3c59x #typhoon ~中略~ #tulip #r8169 #tg3 #sk98lin r6040
上のようにr6040以外のネットワークドライバはコメントアウトしてかまわない。そもそも搭載されていないので、ロードするだけ無駄なので。
動作確認状況
- 調査中
- BIOSの設定でIDE ModeをLegacyにしないとブートに失敗する模様
- Micro SDからのVoyageのブートがうまくいかない
- 0.4.x -> NG ブートはするがネットワークデバイスが使えない
- 0.5.x -> OK
- 0.6.x -> NG ブート途中で止まる。
- AstLinux
- △ RDC R6040ドライバを入れないとネットワークが使えない
- RDC R6040ドライバ出来た。上を参考に。
- 古いAstLinuxは対応しません・・近いうちに新しいバージョンのAstLinuxイメージを配布する予定です。
メモ
- Microclient JRでUSBブートがおかしかったのは改善された模様。DVDブートもOK。
- 内蔵HDD(PATA)とCFスロットは排他?ジャンパで切り替えできるのかも。マニュアルがない・・・
- Asteriskコンパイル中。コンパイル性能はそこそこか。驚くほど速いというわけではない。
- コンパイルがそこそこ使える速度なので、HDDを内蔵してAsterisk開発プラットフォームにしてしまうと良いかも。